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野球肘の原因野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2012年08月19日 category : 野球肘の詳しい話 タグ:

野球肘の原因

野球肘の原因は複数の要素があり、それらが重なりあったときに症状が発生します。また自分が気がつかないところで野球肘の原因となっていることがあります。何が原因なのか突き止めることが復帰への第一歩です。

  • 【野球肘の原因】
  • ○投球フォームの問題
  • ○オーバーユース
  • ○体幹・肩・肘周りの筋肉バランス不均衡
  • ○肘の運動に関わる筋力の低下

 

投球時、肘に何が起きているのか??

まずピッチング(スローイング)時、肘はどのような力が加わるか考えてみましょう。投球時、体幹で作られたパワーが肩甲骨から肩関節に伝わり、そして肘関節から手関節、指にかかってボールに伝わります。この時のトップポジションからリリースまでの間、肘にかかる力は相当なものがあります。肘の内側と外側ではそれぞれ違った力が加わります。

①内側には筋肉・腱が引っ張れる力(牽引力)がはたらく!!

投球時、肘全体は外に反るような力(外反)がはたらきます。外反が加わると、肘の内側(手首を曲げる筋肉)には筋肉・腱が引っ張れる力(牽引力)がはたらきます。この引っ張れる力(牽引力)がはたらくのは投球動作においては必然なのですが、引っ張られる力が強くそれに対する筋力が不足していたり、筋肉の硬結があり機能低下の場合に痛みが生じます。
特に内側の筋肉は引っ張られながら、収縮力を発揮するのでとても負荷がつよく、その筋肉の付け根で炎症がおこります(→上腕骨内側上顆炎)。そして、痛めたま無理に投げ続けると靱帯にも微小損傷をおこして、進行すると肘内側側副靭帯損傷となります。また少年野球においては、骨の成長途中なので、負荷がかかると骨より弱い部分である成長軟骨が疲労骨折をおこします。(→リトルリーグ肘)

②外側は骨や軟骨が擦れたり、衝突する力が加わる!!

肘の内側には引っ張られる力がはたらくのに対して、外側は骨や軟骨がぶつかり合う方向に力が加わります。外側の部分全体が圧迫・圧縮され、肘が本来曲がらない方向に力が入るため、前腕の骨である橈骨の橈骨頭と呼ばれるでっぱり部分と上腕骨の上腕骨小頭と呼ばれるでっぱりがぶつかります。
そうすると軟骨や骨がすれて亀裂を起こし軟骨や骨が剥がれていきます(→離断性骨軟骨炎)。悪化すると剥がれた軟骨や骨が関節内に遊離して関節ネズミを発生させます。

③後ろ側はブレーキがきかないと伸ばし過ぎて痛める!!

後ろ側はリリースからフォーロースルー時に過伸展(伸ばされすぎる:肘が180度以上伸ばされる)されます。リリース時は腕を最大限早く振っていますが、リリース後にもその勢いが残って肘を伸ばしすぎると痛める原因になります。
ブレーキの役割を担うのは上腕二頭筋ですが、この上腕二頭筋が活動するタイミングが悪かったり、力が弱すぎる場合には肘の後ろ側に負担がかかり肘後方衝突症候群がおきます。また肘を曲げた状態から一気に伸ばすので上腕三頭筋に牽引力が加わり上腕三頭筋腱炎を起こす原因となります。

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