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野球肘の手術野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2012年08月19日 category : 野球肘の詳しい話 タグ:

野球肘の手術

野球肘ではほとんどの場合、保存療法で治癒しますが軟骨や靱帯などの損傷がひどい場合などでは手術を選択する場合もあります。個人個人の病態や年齢、どのくらいの競技レベルで野球をするのかなどを踏まえ、担当医とじっくり話し合って決めましょう。
手術を選択するおもな病態 ○離断性骨軟骨炎・関節ネズミ ○靱帯断裂 上記の疾患がすべて手術が選択されるのではなく、損傷の程度により選択されます。

どんな手術方法か??

○離断性骨軟骨炎・関節ネズミ→内視鏡による手術(削ったり、除去したりする) ○靱帯断裂→靱帯再建術を行う

関節鏡(いわゆる内視鏡)による手術を行います|離断性骨軟骨炎・関節ネズミ

離断性骨軟骨炎・関節ネズミに対しては、ほとんどの病院で一般に内視鏡とよばれる鏡視下手術を行ないます。これは大きく皮膚を切開することなく、5~8ミリ程度の穴を3~4箇所あけてそこからカメラをいれて診断しながら、小さな機器をいれて下記のような手技を状態に合わせて用いて、損傷部位を修復します。
○関節遊離体がある場合にはそれらを除去し、骨に棘(トゲ)がある場合にはそれらを削ります。 ○滑膜の炎症が強く異常がある場合には滑膜を切除します ○骨穿孔術(ドリリング)・・・損傷を受けた骨軟骨は血流が低下しているので、骨軟骨面に小さな穴をドリルであけて血流改善・骨軟骨の再生を促します。
以前は直視下手術と言われる皮膚を大きく切開して行うものでしたが、それと比べて内視鏡ではダメージが少なく、術後の復帰が早いというのがメリットです。
■通常は全身麻酔で行われ、2~3日の入院が必要です。 ■手術時間はおおよそ1時間程度です。 ■費用は健康保険が適用されます。

靱帯断裂の場合は靱帯再建術を行います

主に野球では肘内側側副靭帯損傷が多いですが、完全に断裂してしまった場合には靱帯再建の手術を行います。切れてしまった肘の靱帯の代わりに、自分の腱(最近では膝の腱が多いいです)を移植して再建させます。
特に有名なケースだと桑田真澄投手(当時読売ジャイアンツ)が試合中、小フライに対してダイビングキャッチを試みた際に右肘が人工芝にひっかかり右肘側副靱帯断裂の大ケガをしました。その後左手の腱を移植し、懸命のリハビリで見事に復帰しました例があります。

手術後はどうなるの??

さて勝負は手術後のリハビリです。手術することがゴールでなく、手術を行った場合は術後のそこからが肝心です。手術よりもその後のリハビリの方が長く厳しい道のりです。
■手術後は3~4週間ほど固定具を装着します。 ■競技復帰にはリハビリが必要で、個人差がありますが4~5か月はかかります。 (靱帯再建術の場合には復帰するまでもっと時間がかかります) 『肘や肩の手術を受けた野球選手のうち、術前と同等またはそれ以上に回復して試合に戻ることが可能になった選手はわずか45%である』(Steven B. Cohen博士:米国スポーツ医学整形外科学会にて発表)
データからもわかるとおり手術をおこなったからといって100%の人たちが良くなるわけではありませんので、地道な道のりが必要になります。ですから手術の前にはじっくりと担当医と話し合い、分からないことは徹底的に質問して、納得した上で手術を行うことが絶対です。

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