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野球肩・野球肘に有効なアイシングの基礎知識野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2012年11月10日 category : リハビリトレーニング タグ:

今回はアイシングの基礎知識をご案内します。野球肩野球肘の患者さんの方や、ご家族の方によく『温めた方がいいの?冷やした方がいいの?』と聞かれます。基本的には、スポーツなどのケガや障害で痛みがある時、急性の痛みには冷やした方が良いです。高齢者などの慢性的な痛みに関しては温めた方が良いと考えて下さい。以前は肩を痛めたら、熱いお湯に入れば治ると言われていましたが、今は全く違います。しっかりとアイシングする事が、野球の体のケアの大事なポイントであり、長く続けていくには必要不可欠な事です。これはプロ選手だけでなく、小学生から中学生、高校生、大学生、社会人、そして地域の草野球チームでも野球をやられている方は全員じっこうして欲しいと思います。

いつやるのか?どのくらいやるのか?

アイシングをやる時期は、練習後・試合後ただちに行うべきです。また急性的なケガ(捻挫など)が起きてから最低でも30分以内に行うとべきです。早くやることに越したことはありませんので、遠慮せずにチームから離れてすぐ実行しましょう。冷やす時間ですが、10~20分間冷やすのがいいとされています。短すぎても効果は薄くなりますし、長すぎても逆に悪化させてしまう可能性があります。長すぎてしまいますと血流が悪い状態が長くなり、炎症は抑えられますが正常な細胞が血流不足により壊死してしまうからです。捻挫など重傷の場合は、およそ三日間断続的に冷やす必要があります。

どうやって冷やすのか?

冷却スプレーなどがありますが、冷やす時間が足らず、長時間当てていると皮膚が凍傷になってしまいます。氷嚢やビニール袋に氷を入れて患部当てる、氷嚢などが無い場合は氷をタオルで包んで冷やすなどがあります。しかし、ビニールに氷と一緒に水を入れてしまいますと氷で直接皮膚を冷やせず、皮膚との間に水があることにより熱伝導が悪くなってしまいます。それによって自分が感じてる割には、患部は冷やされていません。水だけでなく空気も抜いたほうがいいのでビニールの口を縛る際には、なるべく空気を抜いてから縛りましょう。先ほど、アイシングの時間は、10~20分とお話しましたが冷やし始めて2,3分過ぎますと冷やしている個所に痛みが出てきます。痛みの出始めでやめてしまう方もいると思いますが、やめずに冷やし続けましょう。

アイシング、なんで冷やす必要があるのか?

それは、大雑把に言いますと早く治すためにアイシングをします。野球の中継などで、先発投手が降板しベンチでアイシングをしながら試合を見ている光景など見たことがあると思います。

それは先発投手だけでなく、中継ぎ、抑えなど先発程ボールを投げてない投手もアイシングをします。野球に限ったことではありませんが、捻挫などでもそうです。具体的にどうなるかお話します。捻挫をした際にその患部を触ると他の皮膚よりか赤く、熱を持っています。

これは中の組織が傷つき炎症が起きていることを表しています。炎症が現れると痛みも現れます。傷ついた細胞でブラジキニンと呼ばれる物質が放出され、痛みとして体に知らせるのです。傷ついた組織からは色々な物質が細胞から出ていきます。その中には水分などが含まれているため、水分が出るために傷ついた場所は「腫れ」てくるのです。こういう体の救難信号は傷ついた細胞だけに起これば良いのですが、その周りにある正常な細胞にまで「活発になっている血流」の影響を受けてしまい、「腫れ」が大きくなってしまうのです。

アイシングの効果ですが、まず冷やす事によって痛みを最小限にしてくれます。それは、ある一定の温度まで冷やされると神経が麻痺し、痛みを感じにくくしてくれるからです。さらに冷やすことにより、その部分の血流が悪くなり、炎症が抑えられる事により「腫れ」もそれほどひどくならないというわけです。つまりアイシングというのは、傷ついた部分を最小限にし、傷ついてない細胞に影響を与えないようにするためのものなのです。

今は捻挫でしたが、先ほど話した野球の投手の話も一緒です。先発、中継ぎ、抑えとボール投げた回数は皆違いますが、肘や肩には大なり小なり傷ついている細胞があります。他の細胞に影響を与えさせずに最小限に食い止めるためにアイシングをするのです。

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