Home » リハビリトレーニング, 野球関連 » 『ピッチングの正体』を読んで⑪

『ピッチングの正体』を読んで⑪野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2012年11月22日 category : リハビリトレーニング, 野球関連 タグ:

『ピッチングの正体』(著者:手塚一志)を読んで⑪ 石井旭

カベは必要ない?

右ピッチャーの場合「左にカベがあると思って投げなさい」と言われたことがあると思います。これによって足や体が外に流れないようにするために言われているのだと思います。実は「左のカベ」よって体が回旋しづらくなっていたのです。この「カベ」を意識することによって外に流れないように自然と前足の股関節が固定されてしまい、体を回旋させることが難しくなってしまうのです。投球の際、下から徐々に回旋していきますが、ここで前足の股関節が固定してしまうと、「股関節が回旋しづらくなる」それによって徐々に回旋するはずのものが途中で止められてしまうと背骨を中心とした回旋が行われなくなり、まるでドア開きのように前足の股関節を軸に体がターンして前に投げる事になってしまいます。下からの力が股関節で止まってしまう上に、回転力も減少してしまい、本来力のあるボールがいきづらくなってしまいます。外に足や上体が流れないようにすることは大切ですが、「前足が外に開かなくても股関節はしっかり回る」ですから、カベを意識するとせっかくの下からの力が減少してしまう事に驚きました。

なぜ、壁をつくれという考えが生まれたのか??

カベを意識しすぎることによって体全体の回旋が弱くなってしまうことは理解できました。なぜこの「カベを作る」という考え方ができたのかというと私の想像ですが、外に流れてしまう子や足が開いてしまう選手が多かったからだと思います。体が開いてしまうとボール自体もシュート回転してしまいますが、その選手がケガをしてしまうリスクが高くなるので、それを防ぐため、矯正の意味を込めて「カベを作る」という考え方が出てきたのだと思います。「カベを作る」ことは理にかなっていないのかもしれませんが、体を開かせずに選手にイメージさせるためにそのように言っていたのだと思います。そして、それが「悪くならないための予防法」という形で広まったのだと思います。もし体が開いている選手がいたらどのように改善させるのでしょうか?この答えを見つけるために、自分自身で研究をすすめていきます。

患者様との写真&コメント集
営業日カレンダー営業日カレンダー
投球分析・リハビリ作成
運営者|藤和マッサージ治療院
Copyright(c) 2012 野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター All Rights Reserved.