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野球肩症例 37歳男性 手術経験あり野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2012年11月30日 category : 野球肩の詳しい話 タグ:

基本情報

37歳男性

痛む部位 肩の前側 (部位B)

肩痛む場所前面部位説明写真

初診 H24年11月27日

身長 185cm
体重 83kg

利き腕 右投げ右打ち
ポジション 投手、内野手
投球フォーム オーバースロー

野球歴 30年
普段の練習量 週1~2回 チームで2~3時間練習

トレーニングの有無軽いダンベルで肩周辺のトレーニング

既往歴 20歳 右肩前側を手術 23歳 関節唇損傷のため再手術(関節唇の損傷部位を削る)

現在は5割ほどの力でなんとか投げている。最近徐々に投げれなくなってきている

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?
テイクバックからリリース時にかけて痛む

どのような痛みか?
とにかく痛む

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか? (10)
投球後、痛みはない。

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動)(20)
動かしても痛みはない

バッティング時に痛むか? (5)
バッティング時は痛くない

練習中・試合中のいつから痛むか
最初から常に痛む

痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)
塁間(27m:ホームから一塁まで)でのキャッチボール、山なりでも痛む

投球(送球)以外で痛むか?
投球時のみ痛む。投げない時は痛くはない。

今の痛みは、いつから痛いか?(20)
1年以上前から痛めている

肩、肘の手術をしたことがある?
ある(以前手術したところと同じ部位が痛い)

20歳と23歳の時に肩の手術を行い、現在は100%で投げれない、おおよそ50%くらいの力でしか投げられないとの訴え

可動域チェック

肩関節の全可動域で疼痛はなし

肩関節のひっかかり、外転時、水平伸展時に多少あり

肩関節 水平伸展時に可動域低下 疼痛はなし

肩甲骨の動き多少低下しているが、手が背中に回る可動は問題なし

SLAPテスト 回内位・回外位 痛みなし

インナー負荷テスト

内旋:5ボトル(4.5kg) 外旋:(4ボトル4.0kg)

外内旋比 89%(内旋を100とすると外旋が89の強さ)

重症度判定

50ポイント(100~0:数字が高いほど重症度が高い)

推定障害段階

レベル③ 関節軟骨の問題 及び レベル①筋肉の問題

推定される診断名・原因

関節唇損傷(手術経験あり)大学生時代に痛めた影響が、手術をしたその後残っている模様。

対策・改善ポイント

年齢による筋肉・関節の機能低下もあるが、投球後の痛みは殆どない状態なので、しっかりとインナーバランスを整えて、肩甲骨の動きを良くし、肩回りの筋肉を治療していけば十分投げれるとの見立て。おおよその目安はしっかりとトレーニングできれば8週間ほどの期間で8割から9割ほどでの投球可能。今までは、1キロのダンベルで横向きでの肩関節1stポジションでのインナー強化をしていたとの事。また内旋と外旋の負荷・回数ともに同数であったとの事。最初に行ったインナー負荷テストでは、明らかに内旋が弱い状態にあるので、負荷・回数ともに内旋強化のトレーニングを増やすようにアドバイス。適切な、内旋・外旋バランスが重要。

また、肩関節1stポジションでのインナートレーニングだけでなく、2ndポジションでのインナー強化も取り入れるようアドバイス。肩甲骨の動き良くするために重要な、肩甲骨ノーマルトレーニングを指導。これらを踏まえて、個別リハビリメニュー2週間分を作成。

受けた質問内容

冬場は野球の練習・試合が休みになるが、投球及びスローイングは一切休んだ方が良いのか?

リハビリの鉄則として、徐々にトレーニング強度を上げていく必要があるので、完全にノースローで休めるよりは、短い距離でも肩を使っていった調整方法の方が良いです。

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