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野球肩 症例報告3例野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2013年01月06日 category : 野球肩の詳しい話 タグ:

症例報告 31歳野球肩No1366

初診日 平成24年7月31日
年齢31歳 右肩関節から上腕部にかけての痛み
右投げ右打ち キャッチャー 週1回程度の草野球

症状

平成17年に野球をやっていた際に腕(肘ではなく腕)と肩が痛くなる。それから野球で投げるたびに痛くなる状態が続いている。投げ始めのときはそれほど痛くないが、50球程度投げていくと痛みが発生してくる 。関節可動域は問題なし。

肩痛む場所前面
写真のAとDの間の部分の痛み

問診チェック

どのような痛みか?うずくような痛み

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動) 動かしても痛みはない

治療・リハビリポイント

通常の野球肩では肩関節に近い部分(写真A、B)に痛みが頻発するが、本例では上腕部に痛みが発生しています。これは平成17年の受傷時に上腕筋の筋挫傷、または付近の神経障害が発生したと考えられます。本人談では肩関節の痛みよりも上腕部の痛みが強いとのことで、まずは上腕部の疼痛除去を第一目標に、上腕筋のマッサージ鍼灸治療、肩関節周囲のリハビリトレーニングを実施。

症例報告 27歳野球肩No1367

初診 平成24年8月14日

社会人野球所属 ポジションキャッチャー

肩痛む場所前面

痛む部位 上写真A

肩関節検査

SLAP test(O’Brien’s Testオブライエンテスト)陽性 右肩疼痛出現

HERT (Hyper external rotation test) 陽性 右肩疼痛出現

HIRT (Hyper Internal rotation test) 陰性

CAT (Combined abduction test) 陰性

HFT (Horizontal flexion test) 陰性 肩の張りを強く感じる

EPT (Elbow push test) 陰性

治療・リハビリ・投球分析

1年くらい前から、肩関節の中心部分が痛むようになった。 送球の時のみ痛む。投げた日は夜までずっと痛む。上記テストのSLAP testで痛みが発生し、問診や疼痛部位からも関節唇(SLAP)損傷が疑われる。

MRI精査をすすめるも、検査で軟骨損傷と分かっても手術はしないので、少しでも状態を良くしてほしい、自分にあったリハビリ強化トレーニング方法を教えてほしいとの旨。

治療及びリハビリ指導、送球(投球)フォーム分析・改善を行う。治療では肩甲骨、股関節の柔軟性回復、インナーマッスルバランスを整えることを重点的に行う。送球フォーム・体の使い方で痛みの発生の仕方が全く違うことを体で実感理解させる。以後送球フォーム分析・改善の継続となる。

症例報告 21歳野球肩No1376

基本情報

初診 平成24年9月8日  21歳  身長 172cm  体重 72kg

利き腕  右投げ 右打ち

ポジション サード

野球歴 小学2年生から  普段の練習量 1日3時間ほど トレーニング内容 チューブトレーニング

既往歴 肘 肩 レントゲンでは骨に異常なし

痛む場所 肩関節前側

病歴

平成24年9月8日 当院に来院

重症度ポイント(問診ポイント)

63ポイント (1~100:数字が大きいほど重症度が高い)

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?  リリース時(ボールを離すタイミング)に一番痛む

どのような痛みか? とにかく痛む

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか?  投球した日はずっと痛い。翌日以降も痛みが続く 10

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動) 多少痛む動作がある 5

バッティング時に痛むか?  バッティング時、まれに痛む時がある 3

練習中・試合中のいつから痛むか  投げている途中から徐々に痛くなってくる

痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)10mくらいの近い距離のキャッチボールで、山なりは痛くないがライナー気味で投げると痛む。 30

投球(送球)以外で痛むか? 安静時も痛む事がある。

今の痛みは、いつから痛いか?(20)3ヶ月以内に痛めた 12

他の医療機関(病院)にかかっている  かかっていた。

その際診断名はつきましたか?  つかなかった。

レントゲンで異常が ある。 レントゲンでは特に異常はなかった。

経過

平成24年6月末ごろ、練習・試合の翌日に肩が挙がらなくなるくらいに痛みが発生。それから2週間後、肘内側に痛みが発生し、肘関節を伸ばすと痛む。その後痛みながらもだましだましプレーを続けるも、限界を感じ平成24年9月8日当院に来院。

状態・治療

右肩関節の可動域非常に狭い。肩が背中にまわすと左右差あり(結帯障害あり)。インナーマッスルのバランスチェックでは、内旋に対して外旋が非常に弱い状態。肩の腱板を痛めた状態で無理をして投げ続け、腱板損傷となった状態である。 肩を痛めて肘が下がった状態で投げ続けることで腕が横振りになり、肘に外反ストレスが高まり肘内側の痛みが発生。治療方針として、1週間1度のペースで腱板損傷の治療を行う。3診目より肩の状態が良化してきたので、インナートレーニングを開始。5診目より肩関節可動域拡大トレーニングを追加。継続治療中。

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