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野球肘(右上腕骨内顆骨折)手術後からの復帰を目指すリハビリメニュー作成野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2013年01月12日 category : 野球肘の詳しい話, 野球肘体験談 タグ: ,

右上腕骨内顆骨折 手術後からの復帰リハビリメニュー作成 中学1年生No1395

基本情報

身長 161cm  体重 65kg

利き腕 右投げ 左打ち

ポジション:ピッチャー・サード  投球フォーム:オーバースロー

野球歴:小学2年の2月から  普段の練習量:週6日
中学校部活動:火~金 朝7:30~8:00、夕方16:00~18:10土、日 7:00~13:00  練習試合の場合はダブルヘッダー

痛む場所:

病歴

平成24年
8月23日 右肘内側痛が発生する
8月26日 病院での検査で右上腕骨内顆骨折が判明
8月28日 上肢骨接合(上腕)手術 ピンを2本入れる。
12月25日ピン除去手術予定

関節可動域チェック

肘関節 伸展可動域の制限あり

重症度ポイント(問診ポイント)

85ポイント (1~100:数字が大きいほど重症度が高い)

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?
テイクバックからリリース時にかけて痛む

どのような痛みか?
とにかく痛む

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか? (10)
投球した日はずっと痛い。翌日以降も痛みが続く 10(投球不可)

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動)(20)
痛くて動かせない動作がある 20(可動域制限あり)

バッティング時に痛むか? (5)
バッティング時にも痛む 5(バッティング不可)

練習中・試合中のいつから痛むか
投球不可

練習中・試合中は痛くないが、終わった後痛む
痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)
痛みで全くキャッチボールができない 40

投球(送球)以外で痛むか?
投げない時は痛くはない。

今の痛みは、いつから痛いか?(20)
1ヶ月以内に痛めた 5

推定障害段階

レベル③骨・軟骨の問題

推定される診断名

上腕骨内側上顆部骨折

第1クール(1~14日分) リハビリメニュー 作成平成24年9月20日

まずは、肘関節に負担がかからないトレーニング・ストレッチでリハビリメニューを組み立てる。主なトレーニングとしては手首を使った前腕強化トレーニング。(mtn-03)

途中経過及び頂いた質問

9月25日の整形外科の通院で、添え木を家の中ではずしてよいといわれました。(学校では、ぶつかったりすると危険なため、まだ、つけていようと指示されています。)

肘の曲げ伸ばしを少しずつ始め、9月29日(土)より、リハビリメニューを始めました。肘を添え木をつけていた角度から伸ばそうとしても、少ししか伸ばせず、少し痛みも出るようです。

疑問点が出てきましたので、教えていただければと思い連絡しました。

①肘がまがった状態で(かなり曲がっていますが)ストレッチ・トレーニングを行えばいいのでしょうか?

②自分ができる範囲で曲げ伸ばしを続けていれば、だんだんと、肘を伸ばせるようになるのでしょうか?

よろしくお願いします。

回答

『肘がまがった状態で(かなり曲がっていますが)ストレッチ・トレーニングを行えばいいのでしょうか?』につきましては、肘が曲げ伸ばしができる状態であれば全範囲で動かすべきですが、まだ曲げ伸ばしができない状態であれば、その状態で行ってください。先日お送りしたリハビリメニューはほとんど肘の曲げ伸ばしのない(少ない)リハビリを掲載しております。

肘の可動域は狭いです、だからと言って肩や肩甲骨、手首など他の部位までも動かさなければ機能は低下してしまします。
リハビリの見本が、肘が曲がっているメニューについては、肘が曲げたままでも構いませんのでメニューを積極的に行ってください。ただし、痛みがない範囲で行ってください。

『自分ができる範囲で曲げ伸ばしを続けていれば、だんだんと、肘を伸ばせるようになるのでしょうか』
につきましては、一般的には、曲げ伸ばしの運動を行っていくことで手術後は徐々に可動域が広がって行きます。
最初はあせらず、慎重に行ってください。

以上、回答とさせていただきます。

回答者 s. sudo

第1クール 終了報告を頂きました

お世話になっております。

9月25日(火)に添え木がはずれ、9月29日(土)より、リハビリメニューを始めました。できない日もあり、やっと14日分が終わりました。 以下、状況の報告です。

・痛みの状態 普段の生活では痛みを感じません。
・肘の曲げ伸ばし 160度くらいまで、伸ばせます。それ以上は、痛くて伸ばせません。
肘を曲げ、指先を肩につけることができます。

・どのくらい力を入れると痛いか?力を入れるようなことをやっていません。
・リハビリメニュイーの中で痛むトレーニングがあるか? ありません。ただし、右肘は伸ばせる範囲でしか伸ばしていません。

10月9日(火)から、部活動に参加し、1日、10km以上走り、腹筋を合計300回やっています。

近所の整骨院があり、週に2回くらい通い、治療・トレーニング指導を1時間程度受けています。肘は痛みがあるのでマッサージは受けていません。トレーニングも体のバランスをとることが中心のようです。15日目以降のリハビリメニューをよろしくお願いします。

 第2クール(15日~28日) リハビリメニュー 作成平成24年10月18日

チューブを使った手首の強化トレーニングを追加。(wtc-01から07)徐々に強度をあげていくようにメニューを作成。

第2クール 終了報告を頂きました

リハビリメニュー15~28日分が終わりました。

肘の曲げ伸ばし・・・曲げはかなりできるようになり、肘を曲げて指先が肩につくようになりました。伸ばしも改善していますが、まだ0°にはならず、少し曲がっている状態にしか伸ばせません。

痛みの状態・・・普通の生活では痛みを感じていません。投球動作等右腕を使う運動はまだしていません。
リハビリメニューの中で痛むもの・・・ありません。

15~28日分は、本人のみで行っている場合が多く、ポイントを押さえてできていないかもしれません。12月7日(金)に手術を行った病院へ通院し、12月25日(火)に予定されているピンの除去手術の術前検診を行います。手術の前に、一度先生の所で見ていただくのはどうでしょうか。

では、29日以降のリハビリメニューをよろしくお願いします。

来月上旬の来院治療の運びとなる。

来院治療 12月8日

肩甲骨可動域写真

肘の出方スローチェック写真
No1395天井投げ1
No1395天井投げ2
No1395天井投げ3
No1395天井投げ4
No1395天井投げ5

天井投げ動画はこちら

インナー負荷テスト 内旋3.0kg 外旋3.5kg

今後の具体的な治療リハビリ対策

・12月25日のピン除去手術後から、主治医の許可を得られたらすぐに肘関節可動域訓練を行いましょう。(特に伸展の可動域・温めてから可動域を広げるようにすると良いです)

・左右の肩関節・肩甲骨のストレッチを入念に行いましょう。特に結帯動作では左右差をなくしましょう

・インナー負荷テストで、アクセル10対ブレーキ8の割合の強さになるようにトレーニングしましょう。現在はアクセルが弱いです。(アクセル10対ブレーキ11)

・仰向けで寝た状態で、クッションボールを真上に、軌道がきれいに一直線になるように投げる練習をしましょう。徐々に強度をあげるリハビリの鉄則を守りましょう。

第3クール(29日~42日) リハビリメニュー 作成平成24年12月1日

etl-02 のトレーニングなど、肘の伸展可動域を広げる重要なトレーニングを追加。痛みが無ければしっかり行うよう指導する。

第3クール 終了報告を頂きました

予定通り12月25日(火)に骨折部のピンの除去手術を行い、1月4日(金)に抜糸を行いました。お医者様からは、「普通に生活してよい。」とのことでした。

今日(1月5日)が新年の部活動の初日でしたが、参加し、走り中心の練習を開始しています。リハビリメニューを継続したいと思います。 12月8日にお伺いして、診ていただいた結果と合わせ、メニューの作成をお願いします。

現在の状況は・・・ 切ったところは痛みがなくなりました。肘自体は、痛みがありません。肘がまだ伸びきらないため、etl-02のトレーニングを行っています。リハビリメニューの中で痛みが出るものはありません。

第4クール(43日~56日) リハビリメニュー 作成平成25年1月10日

着実にリハビリが進み状態も良くなってきている。

mtc-14のトレーニングを新しく追加しました。もし痛みがでたら行わないようにして下さい。また肘の伸展可動域を広げる重要なトレーニングを多めに入れていますので、痛みが無ければしっかり行ってください。さらに今回ストレッチ内容も増えています。

メールでのお話しをお聞きしていると、順調に経過していると思います。これからがますます、大事ですので、焦らずしっかりとリハビリを行ってください。

現在もリハビリ継続中

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