Home » 野球肘の詳しい話, 野球肘体験談 » 野球肘 中学生No1261 2013年

野球肘 中学生No1261 2013年野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2013年01月31日 category : 野球肘の詳しい話, 野球肘体験談 タグ:

野球肘 中学2年生No1261

基本情報

14歳  身長 165cm  体重 50kg

利き腕  右投げ 右打ち

所属中学野球部 ポジション 内野手・投手    投球フォーム オーバースロー

野球歴 6年間 普段の練習量1時間から12時間  トレーニング内容 通常の練習に加えて腹筋背筋など

既往歴 昨年夏に肘を痛めた

痛む場所 肘全体 両膝も痛い

病歴

平成23年8月に右肘痛発症 約2か月後に完治

平成24年12月 インナー負荷テストのため来院 肩肘に疼痛なし

平成25年1月 10日から段々と右肘全体が痛み どちらかと言うと肘の外側が痛む 内野手をやっていたが、チームのピッチャーがけがで離脱したため代わりにピッチャーをすることになる。平成23年に一度痛めた肘痛とは痛み方が違う感覚があるとの事。

関節可動域チェック

肘関節 屈曲・伸展、回内・回外 自動運動では痛みなし 伸展動作に対しての抵抗運動で痛みあり。屈曲動作に対する抵抗運動では痛みなし。
肩関節可動域に関しては正常 結帯障害あり 左右差あり おそらく肘関節の痛みが影響していると思われる。

痛めている時 2013/01/18 左右差あり

No1261sh肩甲骨撮影20130118-右手No1261sh肩甲骨撮影20130118-左手

痛める前 2012/12/28撮影・・左右差なし

No1261sh肩甲骨撮影20121228-右手No1261sh肩甲骨撮影20121228-左手
ほとんど左右差なし

インナー負荷テスト

右肩 内旋3.5kg 外旋 2.5kg  外旋比 71 (内旋を100として)

重症度ポイント(問診ポイント)

43ポイント (1~100:数字が大きいほど重症度が高い)

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?
テイクバックからリリース時にかけて痛む

どのような痛みか?
重だるい感じがする

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか? (10)
投球後、10分程度痛みは続く 1

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動)(20)
多少痛む動作がある 5

バッティング時に痛むか? (5)
バッティング時、まれに痛む時がある 3

練習中・試合中のいつから痛むか
投げている途中から徐々に痛くなってくる
痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)
マウンドからホーム(18m:投手板からホームまで)でのキャッチボール、山なりでも痛む 28

投球(送球)以外で痛むか?
投球時のみ痛む。投げない時は痛くはない。

安静時も痛む事がある。
夜寝ているときも痛む

今の痛みは、いつから痛いか?(20)
2週間以内に痛めた 1

推定障害段階

レベル①筋肉の問題
レベル③軟骨の問題

推定される診断名

外側野球肘(上腕骨外側上顆炎)

原因

チームの都合で投手をやりだしたところ、痛みだした。野手を想定して投げるときは痛みはないが、ピッチャーとして投げる際に痛む。投球動作分析により、肘が上に上がり過ぎていて肩肘がかなり窮屈な状態である。トップポジションを作るのが遅れていて、上体が突っ込んでいる。しっかりとトップポジションに入ってから、ヒップファーストの下半身主導で体重移動を行い、肘を少し下げてスムーズに腕が出るようにすることで肘関節の負担は大幅に減る。

 写真左側12月28日撮影 写真右側1月18日撮影  投球フォームチェック

①バランスポイント 左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-1No1261sh投球動画側面撮影20130118-1

②フットコンタクト左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-2No1261sh投球動画側面撮影20130118-2
踏み出し距離 cm 身長比45%

③トップポジション左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-3No1261sh投球動画側面撮影20130118-3

④パラレルポジション左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-4No1261sh投球動画側面撮影20130118-4

⑤MER(Max External Rotation)左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-5No1261sh投球動画側面撮影20130118-5

⑥リリースポイント左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-6No1261sh投球動画側面撮影20130118-6

⑦ディセレレーション左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-7No1261sh投球動画側面撮影20130118-7

⑧フォロースルー左 12月28日 右 翌年1月18日
No1261sh投球動画側面撮影20121228-8No1261sh投球動画側面撮影20130118-8

肘の外側の痛みは頻度は少ないものの、悪化すると離断性骨軟骨炎となり難治性のもへと移行する可能性があるので痛みをおしての無理は禁物である。明日試合が2試合あるとのことで、保護のためのテーピングを施し、上記の『トップポジションを作るのが遅れていて、上体が突っ込んでいる。しっかりとトップポジションに入ってから、ヒップファーストの下半身主導で体重移動を行い、肘を少し下げてスムーズに腕が出るようにすることで肘関節の負担は大幅に減る』を伝え決して無理をしないよう伝える。今後、要継続治療。

患者様との写真&コメント集
営業日カレンダー営業日カレンダー
投球分析・リハビリ作成
運営者|藤和マッサージ治療院
Copyright(c) 2013 野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター All Rights Reserved.