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内側型野球肘 小学新6年生野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2013年03月29日 category : 野球肘の詳しい話, 野球肘体験談 タグ:

内側野球肘 小学新6年生(No1405)

基本情報

初診 平成 25年 2月 23日   11歳  身長 141cm  体重  39kg

利き腕 右投げ 右打ち

ポジション ピッチャー・ショート   投球フォーム オーバースロー

野球歴  5年間 普段の練習量 土曜日曜  トレーニング内容 チューブを使った肘の屈曲運動

既往歴 H24年9月に右肘を痛める。

痛む場所 肘の内側

病歴

H24年9月に右肘を痛めた 病院では肘の軟骨の骨折と診断され3ヶ月間はノースローで休んだ。12月から野球再開した。最初は痛みなくプレーできていたが今年1月の中旬に入ってからまた肘の内側が痛みだした。きっかけはボールを投げた際に投げ終わった腕に自分の膝がぶつかり、そこから痛み出したとの事だが、本人談ではそれがきっかけかははっきりしないとの事。それから病院に行ってレントゲンを撮ったが、特に所見はでなかった。

関節可動域チェック

肘関節 屈曲・伸展、回内・回外ともに可動域は正常だが屈伸で多少ポキポキと感じるところあり 肘の外反ストレステストでは痛みあり
肩関節可動域全体的に良好り 結帯動作で左右差あり 肘関節、肩甲帯の機能異常あり
肩関節・肩甲帯可動域右No1405肩関節・肩甲帯可動域左No1405

インナー負荷テスト

右肩 内旋4.0kg 外旋 3.0kg 外旋比75

重症度ポイント(問診ポイント)

65ポイント (1~100:数字が大きいほど重症度が高い)

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?
リリース時(ボールを離すタイミング)に一番痛む

どのような痛みか?
引っかかる感じがする
ズキンと痛む

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか? (10)
投球後、1時間程度痛みは続く 3

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動)(20)
痛む動作がある 10

バッティング時に痛むか? (5)
バッティング時、まれに痛む時がある 3

練習中・試合中のいつから痛むか
投げている途中から徐々に痛くなってくる
痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)
10mくらいの近い距離のキャッチボールで、山なりは痛くないがライナー気味で投げると痛む。 30

投球(送球)以外で痛むか?
投球時のみ痛む。投げない時は痛くはない。

今の痛みは、いつから痛いか?(20)
6ヶ月以内に痛めた 15

他の医療機関(病院)にかかっている
かかっている。

推定障害段階

レベル②腱の問題

推定される診断名

肘尺側側副靱帯損傷 上腕骨内側上顆炎

原因と対策

問診及び所見痛む部位、外反ストレステストから肘の尺側側副靭帯と上腕骨内側上顆を痛めた状態と思われます。レントゲンでは異常がないこと、また再発の野球肘の場合は前回の骨折部位が治癒後強くなるので、前回痛めた軟骨には及んでなく今回は靱帯損傷が主な原因と考えられます。

肩周り及び肘関節に関して、結帯動作にて左側より右側の方が可動範囲が狭くなっています。

3ヶ月間ノースローの影響で肘関節の筋力が弱いため、衝撃や外力に対して筋力カバーする力が弱い。その分、靱帯にかかる負担が大きい。トレーニングが必要。

初めの損傷時からのものと思われます上腕骨内側上顆につく筋肉の硬結があります。この硬結の治療が必要です。

インナー負荷テストで、アクセル10対ブレーキ8の割合の強さになるようにトレーニングしましょう。現在はブレーキが弱い。(アクセル100対ブレーキ75)

今後については肘の可動域範囲は確保されているので欠かさずチェックを行い、可動範囲が狭まってきていないか必ず両親が見るようにする。

1診目 2月23日 投球フォームチェック

①バランスポイント
投球写真横no1405-1

踏み出し距離 cm 身長比45%

②フットコンタクト
投球写真横no1405-2

③トップポジション
投球写真横no1405-3

④パラレルポジション
投球写真横no1405-4

⑤MER(Max External Rotation)
投球写真横no1405-5

⑥リリースポイント
投球写真横no1405-6

⑦ディセレレーション
投球写真横no1405-8

⑧フォロースルー
投球写横no1405-8

経過

2診3目2月日

今日練習があり、投げてみたところ痛みなく半分くらいの力で投げることができた。前回までは痛かった距離でも痛くなく投げれることができたで本人もとても喜んでいた。マッサージ治療、関節アライメントの整合、筋マグナーパックを使った磁気温熱治療、投球フォーム分析を行い本日の治療は終了。ただまだ、5割程度の力だけでしか投げていないので今後も身長に距離と力を増やしていくように指導する。また肩甲帯の可動範囲はまだ左右差があるため、肩甲帯の可動範囲を回復するトレーニングを指導。

野球肘経験ありの肩関節左右差
左右差あり右側は少し無理に上げているように見え、まだ改善トレーニングをする必要あり。

①バランスポイント

踏み出し距離 cm 身長比45%

②フットコンタクト

③トップポジション

④パラレルポジション

⑤MER(Max External Rotation)

⑥リリースポイント

⑦ディセレレーション

⑧フォロースルー

3診目~6診目(内側野球肘→治癒・完全復帰までの道のり)

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