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野球肘 高校1年生野球肘・野球肩リハビリのTOWAコンディショニングセンター

2013年09月19日 category : 野球肘の詳しい話, 野球肘体験談 タグ:

野球肘 高校1年生 No1456 yh

基本情報

初診 平成25年 7月 4日 15歳  身長 168cm  体重 54kg

利き腕  右投げ 右打ち

ポジション ピッチャー   投球フォーム オーバースロー

野球歴  5年間 普段の練習量1日約5時間  トレーニング内容 部活度での練習・トレーニング

既往歴 今まで肩や肘を痛めた経験はなし

痛む場所 肘の内側から後ろ側

握力 右35kg  左29.5kg

病歴

平成25年7月4日(土)当院に来院
6月23日の試合4インニングを投げている途中に痛みを感じた。試合後痛みを強く感じた。その後痛みは続いているが我慢して練習を続けている。来週から夏の大会があり中継ぎで投げる予定なのでなんとか治したい。

関節可動域チェック

肘関節 屈曲・伸展、回内・回外 とも可動範囲正常 若干伸展の可動域が狭いが(過伸展しない)左右共に狭いため先天的なものだと推測する
屈曲検査 両腕を外に開いて肩に手をつけれるかチェック 左右差なし 痛みなし
伸展検査 両肘をくっつけて肘を伸ばす しっかり左右差なく肘伸びる 痛みなし

肩関節 可動域全体 正常
動かした中で痛みが出る動作なし

結帯障害 なし
肩甲骨の動き 問題なし 左右差なし

インナー負荷テスト

右肩 内旋5.5kg 外旋 2.5kg 内旋テスト時に肘内側に痛みが出現

重症度ポイント(問診ポイント)

37ポイント (1~100:数字が大きいほど重症度が高い)

問診チェック

投球(送球)時のどのタイミングで一番痛むか?

リリース時(ボールを離すタイミング)に一番痛む

どのような痛みか?

引っかかる感じがする

投球(送球)後の痛みが、どのくらい続くか? (10)

投球後、10分程度痛みは続く 1

自分で動かすと痛む動作があるか?(自動運動)(20)

多少痛む動作がある 5

バッティング時に痛むか? (5)

バッティング時、まれに痛む時がある 3

練習中・試合中のいつから痛むか?

投げ始め痛み、投げていると徐々に痛みがなくなってくる

痛みの程度 どのくらいの強さで痛むか?(40)

マウンドからホーム(18m:投手板からホームまで)でのキャッチボール、山なりでは痛くないがライナー気味で投げると痛む 25

投球(送球)以外で痛むか?

投球時のみ痛む。投げない時は痛くはない。

今の痛みは、いつから痛いか?(20)

2週間以内に痛めた 1

推定障害段階

レベル①筋肉の問題

推定される診断名

野球肘(上腕骨内側上顆炎)

原因と対策

肘の内側上顆につく屈曲筋群に硬結がみられ、この筋肉が硬くなり柔軟性が低下しています。柔軟性が低下しているので、この筋肉が付着する肘内側が投球の度に何度も引っ張られて炎症起こします。投球フォームを撮影してみると、テークバックはとてもゆったりとしているのですが、リリースの直前で一気に動きが早くなり肘へのストレスが急激にかかっています。もう少しリリースまでの加速をなだらかにした方が肘への負担は減ります。また肘関節へ外反の外力が加わり続けているのでアライメントが崩れています。このアライメントを修正する治療が治癒への重要なポイントとなります。練習は毎日あり、週に3回ほどブルペンに入る。今1年生だが、中継ぎで投げる事が多く今度の大会でも登板予定がある。大会が近いので、どうしても休めないとの事でした。今現在、可動域はあるので軟骨の障害はない。治療していけば痛みが軽減され投げる事ができると判断し治療をおこなう。 ただし今後痛いまま投げ続けると筋肉に付け腱野部分が剥離したり軟骨が骨折したりする可能性はあるので極力投げる事を減らし、可動域をチェックする。万が一可動域が低下しているときは、必ず休んで下さい。これは絶対です。投球の度に肘には負担がかかります。その負担をやわらげる為に肘周りを強化するためのトレーニングが必要です。ただし、今回の場合は投げ続けながら治療も並行していくので、あまり負荷をかけないような程度が軽めのトレーニングメニューを作成。

2診察目
試合では残念ながら登板する機会がなく、負けてしまった。3年生が引退し、いよいよ自分たちの代になるのでなんとか活躍するためにも肘を良い状態にしたい。試合予定が当面ない事から、肘を休めるためにノースローで治療に専念するように伝える。

3診察目
前回治療からほとんど投げていないので状態は良い。引き続き、自己ケア方法・リハビリトレーニング・ストレッチを行うよう伝える。

4診察目
夏休みに入り、これから合宿が始まる。良い状態だが、また無理をすると再発する段階ではあるので、軽いキャッチボール程度に抑えるよう伝える。

5診察目
かなり状態は良くなり、投げれるようになってきた。投球フォーム撮影を行う。

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